アコムは携帯滞納していると借りられない?

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アコムからお金を借りるには携帯滞納をしていると借りられないというような噂がインターネット上で流れています。でもご安心ください。携帯滞納しているからといってすぐにアコムの審査に落ちるというわけではないのです。

もちろん長期にわたって携帯滞納をしているとアコムの審査に落ちることもありますが、短期間の携帯滞納履歴があったからといって心配する必要はありません。

アコムの審査に影響してくる携帯滞納について

携帯電話料金といっても電話料金だけの場合と、携帯端末機器代を含んだ電話料金に分けることができますね。

アコムの審査に影響してくるとすれば、携帯端末機器代を含んだ携帯料金の滞納です。

携帯端末機器代の分割払いはdocomoやau、ソフトバンクなどの通信キャリアは、割賦販売業社やクレジットカード会社に分割払いを委託しており、毎月の支払いを携帯電話料金と一緒に支払う仕組みになっています。

割賦販売業社やクレジットカード会社は、必ず指定信用情報機関であるCICに加盟しなければならない決まりになっているため、例え携帯端末機器代といってもショッピングローンには変わりがなく、毎月の返済状況についてCICに登録する義務を負っています。

ですから携帯端末機器代を含んだ携帯料金を滞納してしまうと、その情報がCICに登録されてしまうのです。

では、なぜアコムの審査と携帯滞納が結びついてくるのかと言うと、アコムが加盟している指定信用情報機関は消費者金融ならほとんど加盟しているJICCと、割賦販売業者やクレジットカード会社が加盟しているCICの2機関です。

ということは携帯端末機器代を含んだ携帯料金を滞納した情報もアコムで確認できることになり、携帯滞納をしてしまうとアコムの審査に影響が出てしまう結果となるわけです。

カードローンの審査でCICの情報までは調査しない

インターネットの情報サイトでは携帯滞納はアコムの審査に影響があり、携帯滞納履歴があるだけで審査に落ちてしまうとよく言われています。

しかしながらアコムの審査は必ずしもCICに登録されている個人信用情報まで確認するとはなりません。

物事には順番があり、アコムのカードローン審査においてはJICCに登録されている個人信用情報が基本です。なぜならCICに登録されている個人信用情報は総量規制の対象ではないからです。

JICCやCICの個人信用情報を取得するには無料では取得できません。個人信用情報1件につき100円程度の金額を支払って個人信用情報を照会しています。

アコムなどの大手消費者金融になると、1日の申し込み件数は2,000件近くなりJICCとCICから個人信用情報を取得していたのでは審査だけでもかなり経費がかかってしまいますね。

そこでアコムのカードローン審査はJICCの個人信用情報を主体として審査を行っているのです。

ですから総量規制と関係のない携帯滞納の履歴がCICにあるからといって、すぐにアコムの審査に影響がある、審査に落ちてしまうということは基本的にありません。

ただし、アコムの利用限度額を増額する場合はリスク軽減のために、CICに登録されている個人信用情報を取得するケースもないわけではありません。

アコムはなぜCICにも加盟しているのか

では、なぜアコムがJICCだけでなくCICに加盟しているのかと言うと、銀行カードローンの保証業務の委託を受けているからです。

銀行カードローンは金利が安く、貸付金額も消費者金融よりも高くなることが多いですよね。

金利が安くて多額の金額を貸し付けるとなると、それなりの信用力と返済能力がなければ貸し倒れリスクが高くなってしまうだけです。

それに加えて銀行カードローンの会員が返済不能など、借金を焦げ付かせてしまった場合は、保証会社であるアコムが全額銀行に立替払いをしないとならないのです。

当然ながら銀行カードローン会員が支払う金利から、年率計算でおよそ5%程度を保証料として受け取っていますが、わずか年5%の保証料で100万円以上の借金を立替払いしていたのでは割に合いません。

よって確実に信用力があり返済能力があることを調査するには、JICCだけでなくCICにも加盟する必要があるのです。

CICに登録されている個人信用情報はクレジットカード料金やノンバンクのオートローン、各種ショッピングローンなどの情報です。

いくらカードローンの支払いだけきちんとしていても、クレジットカード料金などの支払いに遅れているのでは、安心して銀行カードローンの保証人にはなれませんね。

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携帯滞納が審査に影響してくるケース

携帯滞納がアコムの審査に影響してくるとすれば、アコムに申し込んだ時点で携帯電話が止まっているか、携帯滞納を3カ月以上滞納している場合です。

今やほとんどの人が持っている携帯電話は、アコムから借主に直接連絡を取るツールとして欠かせません。

法律によって借入の事実を第三者に知らせてしまうことは禁止されていますので、アコムの支払いに遅れている場合の連絡先としては携帯電話が最も便利なのです。

ですからアコムに申し込む場合は携帯電話の番号を記入する欄があり、アコムに申し込んだ後の本人確認は借主の携帯電話にかかってきます。

その時点で携帯滞納による通話停止状態になっていると本人確認ができませんね。本人確認ができなければ審査することさえできずに、申し込み段階で即審査落ちです。

携帯滞納3カ月以上は審査に影響がある

次にアコムの審査に携帯滞納が関わってくるとすると、それは3カ月以上の長期滞納の場合です。

携帯電話料金をクレジットカードで支払っている人でも同じことで、クレジットカードの支払いを3カ月以上滞納した場合は長期返済滞納者として金融事故情報がCICに登録されてしまいます。

金融事故情報は他の信用情報機関KSCとJICCに即座にデータ共有できるように、CRINと呼ばれる相互情報交流システムが構築されています。

つまり携帯滞納によって金融事故となった情報は、CICに登録された時点でKSCとJICCにも情報が行き渡る仕組みです。

アコムが個人信用情報を取得しようとJICCにアクセスした時点で、携帯滞納の金融事故情報が判明します。

金融事故情報は金融機関にとって最も重要な情報であり、金融事故情報があるだけで信用力を失ってしまうと言っても過言ではありません。

他社借入件数や金額、毎月の返済状況なども審査する上で重要な情報であることには違いはありませんが、金融事故情報だけは最重要項目として審査に落ちる原因となるのです。

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携帯滞納による金融事故が登録される期間

携帯滞納が3カ月以上になると金融事故情報がCICに登録されることになります。

このままではまずいと思って慌てて携帯電話料金を支払っても、一度登録されてしまった金融事故情報はすぐには消えません。

長期返済滞納の情報は、滞納を解消してから5年間にわたって個人信用情報に登録されてしまうため、金融事故情報がある状態でアコムに申し込んでも審査に通る見込みはほぼありません。

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短期間の携帯滞納は審査に影響しない

結論として携帯滞納は長期滞納とならない限りアコムの審査には影響しません。

携帯料金を請求書で支払っていると、ついうっかりして利用期限を過ぎてしまうことはよくあることですよね。

携帯料金をクレジットカードで支払っていたとしても、口座引き落とし日をうっかり勘違いして、口座にお金を入金しておかなかったということもよくあることです。

請求書で携帯料金を支払っているなら気がついた時点ですぐにコンビニなどから支払えば、携帯電話が利用停止となることはありません。

クレジットカード払いにしても、口座振替できなかった場合はコンビニから支払えるように納付書を送ってくる場合がほとんどです。

どちらにしても携帯滞納履歴、及びクレジットカード滞納の履歴はCICに登録されてしまいますが、滞納履歴があったからといっても短期間の滞納ならアコムの審査には影響しないのです。